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Amazon、Googleでの13年を経て、スタートアップにジョイン。世界トップレベルの機械学習技術で、日本の移動を"ゼロイチ"で効率化する。

最先端技術(IoT、AI、ロボットなど)で、新しいサービス業をつくる

DiDiモビリティジャパンでプロダクト、カスタマーサービス、事業開発の責任を持つエリック・ウェイに、入社の経緯からDiDiプロダクトの特徴、求める人材像など聴きました!ぜひご覧ください。

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DiDiモビリティジャパン エリック ウェイ 魏嘉宏
チーフ・プロダクト・オフィサー/プロダクト統括/カスタマーサービス部長/事業開発部長

Amazon、Googleを経て、DiDiモビリティジャパンにジョイン

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私は台湾出身で、大学院を卒業して同国のコンサルティングファームに入社。クライアント企業と学校、国の三者を結びつけて、社会をより良くしていくプロジェクトを推進していました。その後、アマゾンジャパンに転職。担当した業務は主にB2Bのサプライチェーン関連プロダクトの導入(需要予測、供給最適化、ダイナミックプライシング、在庫最適化、EDIによる自動発注、ベンダーポータルなど)、B2Cの日本向け配送サービスの立ち上げ(時間指定お届け便、当日お急ぎ便のエリア拡大など)、日本と中国でのKindleビジネスの立ち上げで、10年ほど勤めましたが、グローバルでより広くマーケットに影響を与えたいと思い、グーグルジャパンに転職。「Google Play™ 」におけるアジア全体でのエンターテインメント領域のサービス展開を任されました。映画、テレビ、電子書籍などのサービス戦略を各国ごとに立案して推進していく仕事です。NetflixやHuluなど、メジャーなサービスにも関わることができ、数十億人のユーザーを相手にするダイナミズムを感じていました。

3年間のグーグルジャパンでの勤務を経て、2018年8月、ソフトバンクとDiDi(正式表記:Didi Chuxing/中国語で「滴滴出行」)の合弁会社であるDiDiモビリティジャパンにジョインしました。DiDiは、北京市に本社を置き、ライドシェアやタクシーの配車プラットフォームを提供するユニコーン企業。高度なAI技術を軸に急成長していて、グローバルで5億5,000万人のユーザーを抱えています。DiDiモビリティジャパンへの転職の理由は、私自身がプラットフォーマーとしての仕事が長かったこともあり、次は1つのプロダクトを深掘りしたいと思ったことと、また、移動の効率化・自動化を通じて、日本の社会問題を解決したかったこと。そして、もう一つ、母国である台湾を含めて、日本でゼロイチで事業を成功させた事例はまだまだ少ない。「自分が最初にやってやろう!」という思いも抱いて入社しました。

5億5,000万人のデータを活用した機械学習の技術で、タクシー配車の効率化を図る

担当している業務は、タクシー配車プラットフォーム「DiDi」のプロダクトに関する全てです。機能設計と実装、カスタマーサービスの運営、パートナー開拓などを推進しています。プロダクトには主に「乗客が使用するもの」と「ドライバーが使用するもの」の2つがあり、その双方を日本向けにほぼゼロイチで開発。例えば、ドライバーが使用するプロダクトは、中国ではスマホ向けに開発しましたが、日本では8インチのタブレット向けに新たにつくり直しました。ドライバーの年齢層が、日本と中国では全く異なるからです。中国では若いドライバーが多いのですが、日本では、高齢の方が多数を占めています。スマホですと文字が読みにくいと考え、ゼロから開発したのです。日本向けのサービスは、2018年9月末にまず大阪府でリリースしましたが、ドライバーの方には「タブレットは見やすくて使いやすい」と好評をいただいています。

「DiDi」というプロダクトが生み出している価値は、乗客とドライバーの最適なマッチングです。早く目的地に着きたい乗客と、乗客を早く見つけたいドライバー。この双方を高速でマッチングするために、5,000人のエンジニアが磨き上げたAI技術を活用しています。一つの例として、すでに中国では実装されている、機械学習を用いた「AIヒートマップ」という機能の実装を日本でも予定しています。地図上にタクシーの需要と供給のバランスがリアルタイムに表示され、その情報をドライバーのタブレット端末に配信。「心斎橋に乗客が多い」「梅田には少ない」といった需給状況が常に把握できるようになるので、ドライバーは効率的に乗客を探すことができます。また、「天気や気温によってタクシー需要がどのように変化するのか」「曜日や時間帯によってどのエリアの需要が増えるのか」など、膨大なデータを分析して予測モデルを日本でも構築することができるようになります。5億5,000万のユーザーの行動履歴をもとにアップデートを重ねている、バックエンドの機械学習の技術は、世界トップレベルだと自負しています。

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ソフトバンクが持つ膨大な顧客基盤と、グループ会社の最新技術も武器になる

DiDi本社の技術力に加えて、ソフトバンクが培ってきたアセットも大きな武器になります。モバイル事業において多くのユーザーを抱えていますし、法人企業へのブランド力も持っているので、タクシー会社へ協業の呼びかけも行いやすい。加えて、最先端の技術を持つソフトバンクグループの各社やパートナー企業と綿密に連携することも可能です。マップ、ナビゲーション、決済などあらゆるテクノロジーにアクセスできるのは、すでに大きな強みになっています。

私たちは、単に配車アプリを開発したいのではありません。乗客とドライバーの全ての行動を最適化していきたい。配車の効率が上がれば、乗客がタクシーを利用するシーンや頻度も変わるでしょう。ドライバーの勤務時間も短縮化され、高齢者の方がより働きやすい環境になるかもしれない。この業界の全てを、AIの技術力とサービスの開発力でより良くしていきたい。そう本気で考えています。

お客さまの「1本の電話」からサービスを生み出す

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プロダクトは、お客さまのニーズをもとにつくるもの。これが私の信念でもあります。ですから、一番多くの時間を割いているのは、実はカスタマーサービスの運営です。乗客とドライバー、双方のお客さまからいただく「1本の電話」「1件のメール」には、非常に深い意味が込められていると感じています。お年寄りのドライバーから「料金の回収方法を教えてください」とお電話をいただくこともあれば、乗客の方から「もっと深夜の配車を増やしてほしい」とメールをいただくこともあります。その全てに応えていきたいので、窓口は24時間受け付けていますし、カスタマーサービスの座席は、プロダクト開発チームの隣に配置しています。配車アプリの会社で、ここまで注力しているケースは少ないのではないでしょうか。「お客さまの声からサービスをつくる」「目の前の人に喜んでもらえるプロダクトを丁寧につくる」という組織のDNAを根付かせていく。これも私の大きなミッションです。

グローバルなサービスだからこそ、インバウンド需要を活性化できる

より多くの方に「DiDi」を使ってもらうために、力を入れているのがインバウンドの取り込みです。つい先月、中国のゴールデンウィークにあたる「国慶節」の期間中に、多くの観光客にサービスを利用いただきました。ローミング機能により中国版の「DiDi」アプリをそのまま日本で使えるのはもちろん、自動翻訳機能がついたメッセンジャーにより、業客は配車前にドライバーとのコミュニケーションが可能で、住所さえ入れれば目的地に送り届けてくれます。乗客の方に喜んでもらえただけではなく、ドライバーの方からも「おかげさまでスムーズにタクシーを利用いただくことができました」という声をいただいています。今後も、「DiDi」の海外の既存ユーザーの呼び込みには注力していく予定です。例えば、大型連休の前に「タクシー料金割引キャンペーン」の告知を行えば、海外旅行の行き先に日本を選んでくれる人が増えるかもしれません。「DiDi」がグローバルに展開されているサービスだからこそ、日本の観光産業に貢献できることはたくさんあると思います。

翌週にも新機能を反映。失敗から学べる人は成長できる

これらのミッションを実現するために、組織のカルチャーづくりにも力を入れています。トップダウンとボトムアップの「ハイブリッド型」であることを、日頃から意識しています。ベンチャーとしてのスピードを担保するために、大きな事業戦略をトップが決めた上で、現場スタッフがお客さまの声に耳を傾けながら、プロダクトをつくっていく。プロダクトの開発会議は、週に1回、日本と中国をつないで開催しています。100くらいのプロダクトの改善案について、優先順位をつけて実装しており、早ければ翌週に機能が反映されることも。意思決定や実装のスピードは他社と比べても圧倒的に速いと感じますね。

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今、DiDiモビリティジャパンは約50人の組織ですが、積極的に採用活動を進めています。プロダクト企画担当者として求めているのは、「エキスパート」よりも「ゼネラリスト」タイプの方。日本のマーケットの特徴をマクロとミクロの双方の視点で観察しながら、AI、機械学習の技術を用いた新たな機能を企画するポジションです。広い視野と柔軟性を持つ方が活躍できるでしょう。データドリブンな会社であるDiDiモビリティジャパンは、数字での理解やファクトを用いた説明に長けている方にも向いています。また、未開拓な市場を相手にするベンチャーですので、失敗から学ぶ力を持っていれば、自分自身を大きく成長させることができるはずです。

求めているのは、「移動のための新しいインフラ」をつくりたい方

「DiDi」は、中国では「移動のためのインフラ」であり、なくてはならないサービスとして根付いています。日本でも同じような存在にまで高めていきたいですね。現状、日本では、ビジネスマンの利用が主ですが、お子さんを抱えたお母さんやお年寄りの方などにも使っていただけるように、サービスを進化させていきたい。タクシーの配車効率を上げることで、タクシー事業者の利益を上げ、乗客に少しでも還元できれば、移動の選択肢が広がります。満員電車や交通弱者の移動問題などを解決し、日本全体に活力をもたらすことにもつながるでしょう。この世界観に共感いただき、共に実現を志してくれる仲間を、私たちDiDiモビリティジャパンは求めています。

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