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PayPay、WeWorkのブレイクの裏には、ファイナンスのプロたちの「命を注ぎ込んだ数字」があった。

<プロフィール>

桜井 康晴(写真右)
事業開発統括 ポートフォリオマネジメント本部
事業計画部 部長

大学院卒業後、日本のものづくりで世界に貢献することを目指し、パナソニックに入社。将来は経営者になることをキャリアゴールに見据えつつ、経理部・経営企画部にて主に半導体事業の構造改革に従事。さらなる自分の成長を求めて、退職して自費でスイスにMBA留学。帰国後、より社会的インパクトの大きな仕事を求めて、2018年1月にソフトバンクに入社。現部署に配属され、2018年12月現在、部長職を務める

高橋 康弘(写真左)
事業開発統括 ポートフォリオマネジメント本部
事業計画部 経営管理課 課長

大学卒業後、イー・アクセスに新卒入社。“ワイモバイル”事業の管理部門で、事業管理や収支管理を担当。2018年6月、さまざまな会社の経営に携わりたいと考え、ジョブポスティング制度を活用して、現在の部署に異動。2018年12月現在、課長職を務める

ソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先の日本での事業展開を牽引する

—まずは、ふたりが所属する事業計画部のミッションを教えてください。

※ソフトバンクグループ株式会社 2019年度3月期 第2四半期 決算説明会資料

桜井
ソフトバンク・ビジョン・ファンドという、10兆円規模の巨大ファンドがあります。代表的な出資先としては、半導体設計などを行うArm、メッセージアプリのSlack、コワーキングスペースのWeWorkなどが挙げられます。これらの出資先が日本で事業展開をする際、主にファイナンス面からの支援を行っている部署です。例えば、事業立ち上げのフェーズでは、事業コンセプトの設計段階から携わり、事業計画を作成し、必要な資金の見極めや出資リターンの評価を行います。その後は、予実管理はもちろん、経営管理のアドバイスなども行い、継続的に事業の成長を牽引しています。

高橋
ソフトバンク・ビジョン・ファンドは、さまざまな事業領域の会社に出資していますので、これらの会社が日本で事業展開する際の私たちの関与の度合いも、それぞれ異なります。ソフトバンクとJV(ジョイントベンチャー)を立ち上げる場合は、新会社の制度設計や経営管理業務全般の運営なども担いますし、単に出資のみを担うこともある。いずれのケースにしても、「受けの仕事」ではなく、「主体者」としてこちらから能動的に働きかけていきます。事業計画部は数多くある新規事業プロジェクトに「横串」を刺す部署ですので、さまざまな事業に横断的な関与ができるのも特徴です。日々、視野が広がりますし、刺激を受けていますね。

前例の無い事業を数字の力で、ドライブさせる

—事業計画部の仕事内容は?

桜井
「ファイナンス面を支援する」と言うよりは、「数字の力を使って、プロジェクトをドライブさせる」と言った方が適切かもしれません。ソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先は、海外でイノベーションを起こしてきた企業ばかり。非常にコンセプチュアルなビジョンと、高度なテクノロジーを有しています。ただし、ビジョンとテクノロジーだけでは、世の中を変革することはできません。そこから事業化して組織をつくることで、はじめてサービスとなって世に放たれ、社会に変革をもたらしていく。この事業化・サービス化の段階では、「具体的な経営数値に落とし込むこと」が非常に重要です。市場規模、シェア、売上、利益、リスクなどを定量化しないことには、事業戦略も戦術も決めることができません。また、ステークホルダー同士でのコンセンサスを取ることもできず、プロジェクトが前に進まない。そこで、数字の力を駆使して、共通認識を構築することで、事業が第一歩を踏み出すことができ、さらに改善を重ねることが可能になるのです。

高橋
数字に置き換えるには、その企業のビジネスを完璧に理解している必要があります。どのようにサービスをつくって、どういうコストが掛かって、どのように売られるのか。それらを正しく捉えなければなりません。ソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先は、前例の無いビジネスモデルを展開しています。だからこそ、私にとっては今の仕事は大きなやりがいがあります。全く新しいビジネスを、上から下まで細かく把握して、未来を描いて日本でのサービス展開を進めていく。これは稀少な機会だと感じています。

桜井
例えば、AIによる優れたアプリケーションを提供しているソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先があります。その技術は、小売店、交通機関、企業のオフィスなど、活用範囲が幅広く、日本展開におけるマネタイズの手法が確立されていないので、計画を立てるのが難しい。そのため、事業コンセプトを立案するフェーズからジョインし、同時並行で定量的な事業計画づくりを始めました。目標が明確になることによって、具体的なタスクを検討できるようになり、事業が前に進んでいきます。今後、日本で誰も見たことのないような事業を立ち上げることができると思います。

PayPayやWeWorkのブレイクの裏にあるもの

—高い技術力や海外での実績を持っているソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先が、ソフトバンクと組む価値はどこに感じているのか?

桜井
ソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先企業に対して、日本で事業を展開するための「資金」と「顧客」を提供できる。これに尽きると思います。資金については、100億円単位で出資することもあります。また、携帯電話やITソリューションなど、ソフトバンクには個人・法人の強力な顧客基盤があります。このスケール感には、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先にもかなり魅力的に感じていただいています。

高橋
「世の中を大きく変えられるかもしれない」という実感を持ちながら、仕事ができています。たとえば、「100億円あげちゃうキャンペーン」を打った「PayPay」。このサービスは、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先であるインドのモバイル決済サービス企業のPaytmの技術を活用して、ソフトバンクとヤフーでJVを立ち上げて展開しています。「100億円あげちゃうキャンペーン」は、ソフトバンクとヤフーのユーザーに加えて、家電量販店やコンビニなどの大手小売企業も巻きこんで実施したからこそ、大きな反響をいただいています。

桜井
グローバルで急拡大しているコワーキングスペースのWeWorkとのJVであるWeWork Japanにも、ファイナンス面での支援を行っています。2018年に日本で4都市11拠点を開設し、2019年には、この倍のペースでの展開を予定。世界で最も速いスピードで拠点を増やしています。このビジネスモデルの特徴は、不動産事業なので先行投資がかさむこと。ひとつの拠点を立ち上げるために、敷金や改装費としてまとまった単位の金額を支払わなくてはならない。よって、資金が拡大のボトルネックになる可能性がありました。その課題を解消するために、追加出資や増資、銀行からの借り入れ、リースファイナンスなど、様々なソリューションを検討・提案し、その実行を支援しています。結果として、事業が順調に拡大しているのはとても嬉しいですね。WeWorkが、TVをはじめとしたマスコミに取り上げられることで、コワーキングスペースの文化が醸成されていることを実感しています。

魂の宿らない事業計画では、誰も動かない。

—日々の仕事の中で、大切にしていることは?

高橋
一つひとつの数字に、「魂を込める」ことです。私たちが扱う数字や事業計画は、無味乾燥なものではダメで、そこに経営者の意志や熱意、覚悟が込められていなければ事業が前に進んでいきません。新規事業に関わるステークホルダーは、それぞれ強い意志を持っています。コンセプト、ビジネスモデル、テクノロジー。それぞれを生み出した人が持つ「世の中をこう変えたい」というストーリーを、私たちは数字というものに翻訳していく。そうして完成した事業計画が核となり、人の心に火を付け、ビジネスが動き始める。「それっぽい」計画を立てても、そこから生まれるものは少ない。そう私は考えています。

桜井
まずは、自分自身がその事業に心からワクワクするかが、とても大切です。それが無くては、数字に魂を込めることは難しいでしょう。幸い、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先は、ビジョナリーで、かつ、前例の無い事業を展開しているので、非常にエキサイティングなプロジェクトが多いですね。私たちのゴールは、事業計画の策定ではなく、あくまで「事業の成功」にあります。そのため、外部からのアドバイスという形ではなく、実行も共に推進していく。国内でソフトバンクとJVを設立した際は、PDCAの「Do」も担うため、経営企画部のマネージャーとしてJVに出向するケースもあります。だからこそ、その事業に情熱を持つことが大切になるのです。

ファイナンスの力で、世の中を変えていきたい人を求む。

—ふたりとも、事業計画部にジョインして約1年。この部署で学んだことは?

桜井
ビジネスをゼロから立ち上げる手法を学ぶことができました。決済、クラウド、コワーキングスペースなど、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先の業種は多岐にわたります。それらの日本での事業の立ち上げを横串で支援していく中で、事業を興す手順や配慮すべきポイント、戦略の立て方、組織の立ち上げ方、リーガル面でのリスク回避など、ファイナンス面にとどまらずあらゆることを吸収することができました。ここまでさまざまな領域を俯瞰して見られる機会はそうそう無いので、とてもありがたく感じています。

高橋
経営陣の思考や発言に、生で触れることができるので、多くの刺激を受けています。学んだことは、事業を成功させるために必要なのは、まずは「想い」の強さだということ。ベンチャー企業は、リスクに真っ向から向き合い、気概を持って事業を進めていくことで、どこかでブレイクするもの。そのプロセスを横で見ているだけではなく、自分も当事者として関わることができるのは貴重な経験です。日々、成長を実感しています。


—最後に、共に働きたい人材は?

桜井
ソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先の日本進出案件が増えているので、事業計画部を拡大させたい。新規事業に関わりながら、組織自体も急成長していく環境で働いていただきます。「新しいことをやりたい」「自らの手で何かを推進して、世の中を変えていきたい」という熱い想いや志を持つと同時に、地に足の着いた思考と行動ができる人と働きたいですね。新規事業の仕事は一見華やかに見えるかもしれませんが、実際は地味で泥臭い仕事の積み重ねです。理想と現実のギャップを的確に分析し、妥当な対策を提案し、それを正しく着実に実行・推進できる方を求めています。また、拡大する組織では、「人材育成」が重要なファクターになりますので、部下を育てたいという想いを持つ人や、将来、管理職になりたい人も歓迎します。

高橋
スキルとしては、経営管理業務を一通り回せる能力が必要になります。財務諸表を読めて、数字のつながりを考えることができ、事業計画をつくれる方。加えて、ステークホルダーを巻きこんでいく仕事でもありますので、対人折衝や部門間の調整に長けた人がジョインしてくれると、とてもありがたいです。ぜひ、革新的な事業をたくさん世に送り出し、一緒に「情報革命」を仕掛けていきましょう!

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