プロジェクトストーリー

5G Project
Massive MIMO

「Massive MIMO」は、世界で初めて
ソフトバンクが提供する5Gの
有力な要素技術の一つです。
(※当社調べ 2016年9月8日現在)
人が多く集まる場所でも
快適なモバイル通信を実現しました。

scroll

プロジェクト紹介

「世界初」Massive MIMO の導入

モバイルデータ通信量はこの10年間で2,300倍まで膨れあがり、トラフィックは爆発的に増加し続けている。快適な通信環境を提供するためには、さらなるネットワークの強化が必要であるが、都市部の基地局間の距離は密接しており、基地局を増設するのではなく「新たな技術で解決をすることが必要だ」という考えから、ソフトバンクは2016年に5G Projectをスタートした。5G Projectは、5Gで導入が見込まれている新技術をいち早くお客さまに提供するソフトバンクの取り組みで、その第一弾として、基地局容量を最大10倍に増やし、お客さまひとりひとりに専用の電波を割り当てることで問題を解消する技術、Massive MIMOを世界で初めて商用化した。

メンバーMEMBER

技術統括 モバイル技術本部
ネットワーク企画統括部
統括部長

北原 秀文

[ 入社13年目 ]

技術統括 モバイル技術本部
ネットワーク企画統括部
ネットワーク企画開発部部長

船吉 秀人

[ 入社20年目 ]

技術統括 モバイル技術本部
ネットワーク企画統括部
ネットワーク企画開発部

藤田 優一

[ 入社9年目 ]

Massive MIMOの発想そのものは10年前からあった。

「当時は、それ“妄想”じゃないのと言われました」――ネットワーク企画開発部長の船吉はそう振り返る。Massive MIMOを実現するために「越えなくてはならないさまざまな“壁”は、ヒマラヤ山脈級だった」と笑うのは、プロジェクトの責任者を担う、ネットワーク企画統括部長の北原である。2人は共に5G Projectを引っ張ってきた。
通信速度の最大値を上げることよりも、基地局1局あたりの大容量化を実現すること。その新技術の中心となるのがMassive MIMOである。

船吉の頭にはすでにMassive MIMOの完成図が浮かんでいた。難しくない。できる。入社3、4年目くらいの若手社員も参加したチーム100人余も、どんな“壁”であろうと挑戦する意欲にあふれていた。
ところが、設定された商用サービス開始時期は2016年9月だった。厳しい時間設定の中、チーム内では意見の違いから衝突もした。役職も年齢も意識せず自由に意見を出し合えるソフトバンクの社風は、活力とスピード感のあるプロジェクトチームを育てた。

最後までやりぬく執念が人々の感動を呼び起こす技術をつくる。

世界初を目指す仕事をする。しかも短期間でやる。プロジェクトリーダーの藤田にとって、Massive MIMOの実現は、お客さまに感動を与え、自分も感動を覚えた体験だった。大容量ファイルのダウンロード達成速度を、他社と競う実証実験が行われたことがある。あまりの速さに驚きの声を上げる人々。その光景に藤田の心が動いた。自分のかかわった仕事が人々の感動を呼び起こす。技術にはこんな力もある。そんな藤田の心の支えとなったのは、目標達成まで貫くという意思とお客さまを快適な通信で笑顔にしたい、という志だ。

プロジェクトの開始からわずか半年ほどで、全国100カ所の基地局建設とMassive MIMOによる圧倒的なキャパシティを持ったネットワークの構築ができた。プロジェクトメンバーひとりひとりの情熱、やるからには答えは「成功」しかないという執念で成し遂げた。

世界初。だからこそやる意味がある。

どうしてソフトバンクのMassive MIMOだけが世界初の商用化ができたのか。他社とはどこが違うのか。この問いに、「技術力です」と、北原は言い切る。どんな新技術も普及したとたん、世の中にあって当たり前になる。技術者は常に新技術を開発することが求められる。「それを他社がやらないのなら、できないのなら、わが社がやろう。やるからには世界初を目指そう。それが世界を変えていく牽引力になるのなら、やる意味は大いにある。」こうした発想の志向性が世界初をつくっていくのだろう。

失敗してもいい、常に挑戦する。そんな5G Projectでは、これからも新技術の開発に挑戦し続ける。理想的なネットワークのはじまりはここから。プロジェクトチームがこれからの新入社員に新鮮な発想を求めることは当然あるだろう。「高い志があれば自ら考えて自ら動く。出身学部が理系か文系かなどは関係ない。やんちゃをしてもいい。発想力、実行力、行動力がほしい。世の中的には変わっていると思われるような、そんな人とも一緒に仕事をしたい。」自分の限りない可能性を生かせるソフトバンクで5G Projectメンバーと歴史に残る仕事をするのはあなただ。

※2017年2月時点の情報です。