• SoftBank キャリアNOW
  • 再挑戦の末につかんだIoTエンジニアの仕事。自らの手で社会を支える技術者でありたい

キャリアNOW

再挑戦の末につかんだIoTエンジニアの仕事。自らの手で社会を支える技術者でありたい

2019年に新卒入社した洪 ミンハは生まれ育った母国・韓国ではなく、日本での就職を選択しました。

“新卒”のキャリアとしてソフトバンクを選んだ理由。2020年現在、5G & IoTエンジニアリング本部で、IoT関連商材のプロダクト開発に従事し、グローバルな活躍が期待される彼女の過去・現在・そして未来とは──?

スマホを通して垣間見た、IoT時代の到来

高校卒業後、理系の大学へ進学し、コンピューター工学を専攻した洪 ミンハ。

大学の入学当初は将来的にエンジニアという職に就くことを思い描いていたわけではなかったと振り返ります。


洪 「本格的に勉強するまではITがどんなものかすら理解していませんでした。

両親も異なる分野で職を得ていましたし、小さい頃からパソコンに親しんでいたわけでもありません。
当時は、周囲でもITを専攻することがそんなに人気じゃなかったと思います」


しかし、スマートフォンの普及をきっかけに、洪とITの距離は少しずつ縮まっていきました。


洪 「高校生の頃にちょうどスマホが社会全体に広がりはじめ、友人との会話もスマホを中心に成り立っていました。
でも、それは単に消費者として“使っていた”だけに過ぎません。

『この(スマホの)中の仕組みはどうなっているんだろう』
『どうしてこのような操作ができるのだろう』

と興味を持った私は大学の授業で、アプリの裏に隠れているさまざまなシステムの処理や、そのシステムを可能にするネットワークを学びました。

技術を学び、プログラミングスキルを身に付けていくことで、自分が想像するもの全てを実現できる可能性にワクワクしたことを覚えています」


技術の習得は毎日が驚きの連続。学ぶこと自体が面白く、最先端の技術を日々習得し、エンジニアとして働くことへの憧れは次第に強まっていきました。

そんな中、特に洪を惹きつけたのがIoTという分野です。


洪 「IoTによって、例えばただの冷蔵庫がこれまで以上の機能・役割を果たすことが可能になります。
料理に関する情報を届けてくれたり、家庭の状況を把握し、必要な食材を自動で注文してくれたりということが可能になるんです。
これはあくまで一例で、あらゆるモノがインターネットにつながることで、本当にすごく便利になると思うんですよね」


世の中をより良くしていくIoTの普及を待つのではなく、自らがその普及にあたり必要な課題解決に貢献し、商用化を早めたいと洪は考えています。

日本だからこそ学べるソフトウェア開発プロセス

大学を卒業した洪が選んだ就職先は、韓国ではなく日本の企業でした。

GoogleやAmazonなどのプラットフォーマーがいるアメリカではなく、日本を選んだ理由に、洪は日本のソフトウェア開発における特徴を挙げます。


洪 「韓国の企業と日本の企業の一番の違いは、アウトプットのスピードだと個人的には思うんです。
韓国では1カ月で開発されるソフトが、日本では3カ月かかる。『スピードが遅い』とネガティブにとらえる意見もありますが、日本企業が3カ月かけるのには理由があります。
それは、ベースとなっている技術や原理原則をエンジニアが丁寧に習得し、一工程一工程をしっかりと設計する開発プロセスなんです。

だからこそ、リリース後の安定した動作を実現し、お客さまに支持されることにつながっているのだと思います」


日本ならではの丁寧な開発プロセスに、これから自らが培っていく社会人としての経験やエンジニアスキルをコラボさせることで、より良い製品を生み出せると洪は信じています。

また、国外で働くことのハードルの高さも、日本ではさほど大きくないことを肌感覚で分かっていました。


洪 「学生時代に日本を旅行したときに得た感覚も就職を後押ししてくれました。

出会う人全員が優しく接してくれて、外国人に対する差別を感じなかったんです。
他の国にも旅行は行きましたが、ここで働いても大丈夫と思えたのは日本だけです」


実際、最初に就職した日本のSIerは、外国人の社員も多く、まだ日本語が不自由だった洪を優しく支えてくれました。
期待していた日本の開発プロセスも学ぶことができ、エンジニアとしての基礎を築くのに恵まれた環境だったと言います。

ソフトバンクへの思いを諦めきれず、入社に再チャレンジ

日本でエンジニアという職を手に入れた洪でしたが、どうしても捨てきれない思いがありました。

それは、IoTの普及に自ら貢献したいという夢と、そのためのスキルを磨く環境として、変化を続け、注目されているさまざまな技術に投資をしているソフトバンクに入社することでした。


洪 「実は過去にソフトバンクの新卒採用にエントリーしたんです。
当時は残念ながら落ちてしまいました。
そのときは、まだ自分自身がソフトバンクに入る準備ができていないんだと考え、まずは日本の他の会社で勉強して、改めて挑戦しようと思いました」


新卒として入社したSIerに勤めること2年──

エンジニアとしての仕事にも慣れ、スキルも着実についてきたものの、この「ソフトバンクで働きたい」という想いはブレることはなかったと言います。

あらためてソフトバンクの門をたたく決意をした洪は、2年間の実務経験に頼らず、ソフトバンクで一から学びなおしたい一心で“2度目の新卒採用”にエントリーしました。


洪 「IT分野は変化がとても早く日々新たなトレンドが生まれるので、働く会社自体がそのスピードを受け入れて変化していける企業でなくては、自分自身の進化もないと考えています。
未来を描いてそこへ行くための次のステップを考え、IT分野をけん引していく会社はどこかと考えると、やっぱりソフトバンクがキャリアを積むには適切な場所だと思いました。

ソフトバンクは現状維持を嫌い、変化をし続けているし、トレンドとなる新しい技術やサービスを見つけ出して業界の成長に貢献しています。

ソフトバンクに入社すれば、20年後でも、IT分野を進化させる存在でいられるんじゃないかと思ったんです」

IoTで人々の身近な生活に豊かさを

2019年の新卒採用枠で晴れてソフトバンクへの入社を果たした洪は、2020年5月現在、5G & IoTエンジニアリング本部で、IoT関連商材のプロダクト開発に従事しています。


洪 「本部で取り扱っているIoT関連商材は自治体や小売業などさまざまな業界・用途で導入されています。私は主に製造業のお客さまに対して、IoTソリューションを提供しています。
製造における一つひとつのプロセスをセンサーなどで管理できるようにするんです」


最近食品業界では、厚生労働省によって衛生管理の基準が引き上げられた結果、IoT化のニーズが高まっていると言います。


洪 「例えば、食品工場では、出荷物としての食品に問題がないかだけではなく、製造プロセスの全てにおいて品質管理が求められています。

食品の温度や異物混入の有無、その他工場内の製造環境など小さなセンサーが各所に張り巡らされ、常に最新のデータを取得し安全性をチェックする体制が必要になっている状況。

私の仕事はこういった食品工場を対象とした、センサーを活用した検査ソリューションの開発です」


スマートファクトリーというキーワードが広まる中でトレンド化している工場のIoT化。
洪は自らの技術がお客さまの現場の効率化に貢献していることにやりがいを感じています。

例えば、現在はさまざまな工程を人が手動で対応している会社が多いですが、センサーを利用して、その工程を自動化できるようなソリューションを提供することなどに取り組んでいます。

しかし、本当に実現したいIoT社会はまだまだ遠く、勉強が必要だと話します。


洪 「IoTの開発に従事できているものの、先輩たちに比べると基本知識も勉強量もまだまだ足りていないと反省するばかり。仕事の経験も不足しています。

IoT分野で活躍するエンジニアになれるように経験をどんどん蓄積していき、お客さまに対して、自信を持って自分たちの製品やソリューションを提案できるようになりたいんです」


遠く離れた韓国にいる両親は、洪の仕事をIT関連としか認識していないと言います。
自身の仕事、そしてソフトバンクで働く意義を両親に知ってもらうためにも、IoTが人々の身近な生活を支えるものとなってほしい。

そんな想いが洪のやる気と成長を支えているのです。


※2020年7月7日時点の情報です

あわせて読まれている記事

PAGE TOP