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入社1年目で強みを見出され、スポーツビジネスの世界に。Bリーグ・Dリーグの立ち上げに、企画力とテクノロジーの活用で貢献。

趣味はスポーツ観戦。大学時代に、プロ野球団でインターンシップや、アメリカでプロスポーツの研修プログラムに参加。2015年に新卒入社した都築 諒一郎は、バスケットボールやダンスのプロリーグの立ち上げに携わってきました。これまでのキャリアや人生の転機について、詳しく話を聞きました。

大学時代に、横浜DeNAベイスターズのインターンシップと、アメリカでの研修プログラムを経験

2015年、ソフトバンクに新卒で入社し、主にスポーツ関連のビジネスを手掛けてきた都築。「スポーツ観戦が何よりも好き」と語る都築のルーツは、どこにあるのでしょうか?

都築「神奈川県藤沢市出身で、幼い頃から横浜DeNAベイスターズのファンでした。中学の野球部の顧問が、『ベイスターズファン以外はレギュラーにしない』と冗談で言っていたほど凄い人気で(笑)、私ものめり込んでいきました。それが自分のルーツだと思います」

大学でも野球サークルで活動を続けた都築。大学2年生のときに、横浜DeNAベイスターズの長期インターンシップに参加します。

都築「大学2年生のときに1年間、インターンに参加しました。社長直下でファンクラブの企画・運営・マーケティングを担当したのですが、正社員と変わらない業務を任されました。ここでスポーツビジネスの基礎を学んだことが、その後のキャリアに役立ちましたね。自分のように、スポーツ選手ではなくてもプロスポーツの世界で生きていける道がある。そう気付けたのも、大きかったです」

大学時代、さらに都築はスポーツビジネスの貴重な経験を得ることができました。アメリカの四大スポーツ(NFL:アメリカンフットボール、MLB:野球、NBA:バスケットボール、NHL:アイスホッケー)の現場での研修プログラムに参加したのです。

都築「インターンシップの窓口となった会社が提供している、研修プログラムに参加しました。シアトルに渡航して、MLBのマリナーズやNFLのシーホークスを訪れた際に大きな学びを得ました。シアトルは、日本より遥かにスポーツが現地に根付いています。シーホークスのホームゲームが開催される日には、街全体で応援するために、近隣の商業施設が休みになるほど。

スタジアムは超満員で、自宅ではほぼ全世帯が試合を視聴し、スポーツバーには熱心なファンが集まります。街全体がお祭りのような雰囲気に包まれるので、経済的な効果も非常に高い。シーホークスのスタッフの方に話を聞いたのですが、チケット売上や物販の販売を確保するだけでなく、リーグ主導で放映権も確保されていて、潤沢な収入が見込めるそうです。これらのさまざまな複合的な施策によって、シーズンが始まる前から黒字が確定していると聞いて驚きました」

ソフトバンクへの入社理由は、人を感動させる仕事ができるから

大学生時代に、スポーツビジネスでの経験を積んだ後に就職活動へ。都築はどのように就職活動を進め、ソフトバンクへの入社を決めたのか、聞いてみました。

都築「今までにないものを、世の中に生み出している会社を探していました。グローバルなアパレル製造小売業、スポーツ用品を扱う会社やブライダル関連の会社から内定をいただきましたが、ソフトバンクに入社を決めました。その理由は2つあります。1つ目は、『情報革命で人々を幸せに』という経営理念に共感したから。ソフトバンクは、ブロードバンド、携帯電話、スマートフォンなど、時代の変化に合わせて、人々の生活を豊かにしてきました。自分自身も社会に対して、これまでにない新しい手法で貢献できると考えたからです。趣味のスポーツ観戦を通じて、人を感動させたいという思いを持っていました」

ワークライフバランスを重視して働ける環境で、年に40回の野球観戦

では、ソフトバンクへの入社を決断した、2つ目の理由は何だったのでしょうか?

都築「2つ目は、ライフワークバランスの観点で充実した人生を送るためです。就職活動を進める中で、『人生で何を重視するのか?』をひたすら考えました。そこで見出した答えが、『野球観戦の時間を犠牲にしてまで、やりたい仕事はない』ということ。どんなに仕事が忙しくてもその時間を確保でき、フレキシブルな働き方を実践できる会社として、ソフトバンクを選びました。スーパーフレックス制度や、高い有給消化率に魅力を感じましたね。現在、入社して8年目になりますが、リモートワークが全面的に実施されているので、より柔軟に働けています。横浜市内のサテライトオフィスで仕事をすることも多いです。仕事終わりに歩いて球場に行けるので、年間30〜40回、ベイスターズの試合を観戦しています(笑)」

入社1年目の冬。本部長とのディスカッションを経て、スポーツ関連の部署に抜擢

入社後はどのような業務を担当したのでしょうか。

都築「入社後、まずはソフトバンクのモバイルサービスのメールマーケティング業務を担当しました。その年の冬に転機が訪れました。本部長と若手社員がディスカッションする機会があったのですが、私はそのミーティングで、大学生時代に得たスポーツビジネスの知見を語りました。動画ビジネスが会議のテーマでしたので、アメリカで体験したメジャースポーツの動画サービスの提供手法や価格帯を伝え、日本のマーケットはまだまだ伸びる可能性があるということを、思う存分に語りました。当時は新人だったので、とにかく自分をアピールしたかったのだと思います。

その『若気の至り』が評価されて、1年目の冬にスポーツ関連の部署に異動になりました。私としては、メールマーケティングの仕事が面白かったので、異動を希望したわけではありません。自分の志向や強みを、会社が生かそうとしてくれたことも嬉しかったですね。1回のミーティングが、私の人生を変えました」

Bリーグの立ち上げと動画ビジネスの企画職にアサイン。リーグ全体の成長にコミット

入社1年目の冬に、都築はスポーツビジネス関連の部署に異動しました。そこで手掛けたのは、動画ビジネスの企画とバスケットボールのプロリーグ「B.LEAGUE」の立ち上げでした。

都築「ソフトバンクは、B.LEAGUEにトップパートナーとして参画しています。映像の配信権を持っているので、ユーザーにLIVE映像や動画を届けることが自社のビジネスのメインになります。ただ、その成功のためには、より多くの人たちにB.LEAGUEに興味を持ってもらう必要がある。そこで、私自身はB.LEAGUEの事務局とやりとりしながら、数々のマーケティング施策や動画配信を形にし、B.LEAGUE全体の発展にも注力してきました。

学生時代に、横浜DeNAベイスターズのマーケティングを経験しましたが、違いはあったのでしょうか?

都築「同じスポーツビジネスですが、全く異なりました。B.LEAGUEの仕事は、1つのチームではなく、リーグ全体を発展させることが目的なので、1つのチームだけが成功してもあまり意味がありません。中長期的にB.LEAGUEが成長を続けるために、ソフトバンクとグループ各社のサービスや技術をどう活用するのか。より俯瞰的な視野が求められました」

配属当初に挫折を経験。殻に閉じこもっていた自分を変えてくれた、部長の言葉

都築は、B.LEAGUEのプロジェクトに、立ち上げから5年間携わってきました。その中でターニングポイントになった出来事があったと言います。

都築「配属当初は、会議で飛び交っている言葉の意味が全く分かりませんでした。また、分からないことを自分で調べて自分で勝手に解釈していました。入社1年目の私が、自力で何とかしようとするのは難しく、次第に議論に置いていかれて、周囲に貢献できなくなっていきました。そして、ますます自分の殻に閉じこもるようになって。。当時は申し訳なかったですし、悔しかったですね。

そんな私が変わることができたのは、当時の部長との出会いでした。部長は『え?何それ?』『勉強不足でごめん。分からないから教えて!』が口癖で、理解できないことや曖昧なことがあれば、どんな些細なことでも、周囲に積極的に質問していました。数々のフィードバックを基に、事業をすさまじい勢いで推進していました。その姿を見て、『ここまで仕事ができる人でも自分をさらけ出して周りの人を頼っている。自分はなんて小さい人間なんだ。』と痛感したのです。そこからは、いろいろな人をつかまえては積極的に質問をするように。一つ一つの事象の理解度が深まり、プロジェクトに貢献できるようになりました。あのときに自分の殻を破れたのは、大きかったですね」

年間のB.LEAGUEの仕事で、最も大きな達成感を味わった瞬間についても聞いてみました。

都築「2019年、さいたまスーパーアリーナで、日本代表とドイツ代表の国際試合が行われました。八村塁選手や渡邊雄太選手が躍動して、強豪ドイツに86-83で歴史的な勝利を収めたのです。ソフトバンクが主催していた試合だったので、私はコートの傍らで見守っていました。そのときは感慨深かったですね。ゼロからB.LEAGUEの立ち上げに関わって、バスケットボールが多くの人に注目されるようになり、ようやく世界とも戦えるようになった。その瞬間にリアルに立ち会えて、大きな達成感を味わうことができました」

D.LEAGUEの立ち上げを、専任として一人で担当。ダンスのマーケットをテクノロジーで広げた

©D.LEAGUE2021-2022

都築は2015年の入社1年目から、B.LEAGUEの立ち上げと動画ビジネスの成長に関与しました。そして、2019年12月、ダンスのプロリーグ「D.LEAGUE」の立ち上げを任されます。

都築「プロジェクトの中心となって、D.LEAGUEの立ち上げを担当しました。大きな裁量があったこともあり、B.LEAGUEでの経験を全て詰め込みましたね。どういうビジネスモデルにするのか、どのような映像を配信するのか、新しい技術でどのような体験を提供するのか。まずはコンセプトを考え尽くして、アプリの設計、会員の管理、マーケティング、映像の配信手法などを細かく詰めていきました。B.LEAGUEと同じく、リーグ全体を盛り上げることが、トップパートナーであるソフトバンクのビジネスの成功にも直結しています」

ゼロからの立ち上げを任された都築。どのような点にこだわって、プロジェクトを進めたのでしょうか?

都築「ダンスの素晴らしさを広く伝えることで、新しいマーケットを創出することに注力しました。スポーツとして、ダンスはまだまだメジャーな存在ではありません。コアなファンだけではなく、一般の人たちにも認知を広げていく必要があります。そこで特にこだわったのは、先端テクノロジーを活用した、新しいユーザー体験のデザインです。例えば、ソフトバンクの「<a href="https://5glab.mb.softbank.jp/" target="_blank">5G LAB</a>」と連携して、ライブ映像をさまざまなアングルから配信することで好きな視点からライブを楽しめるという、ダンスの新しい楽しみ方を生み出しました。また、VR技術を用いて、まるでステージ上にいるような体験を届けることにもこだわりましたね。グループ企業が提供する『GYAO!』や『スポーツナビ』とも連携しながら、多くの方の目に届くような導線も整えました。プロのダンサーの皆さんとも何度もディスカッションすることで、クオリティーの高いサービスが提供できたと自負しています」

D.LEAGUEのプロジェクトにおける達成感についても、聞いてみました。

都築「D.LEAGUEの開幕戦は感動しました。最初のチームのパフォーマンスが始まった瞬間に涙が出そうになりました。自分自身がリーグの立ち上げに深く関与しましたので。仕事中にうれしくて泣きそうになったのは初めての経験でしたね。

取り巻く環境としても、2011年からダンスが義務教育の授業に取り入れられるなど、追い風が吹いています。ぜひとも、このチャンスは生かしていきたいです。『将来はプロダンサーになりたい』という子どもを増やしていくのも、私たちの使命だと思っています」

全社のマーケティングを統括する部署に異動。各部署と連携しながら『PayPay経済圏』を生み出す

そして、2022年4月を迎えて、都築は新たな部署へ異動することに。現在は、どのような挑戦を行っているのでしょうか?

都築「D.LEAGUEのプロジェクトを引き続き担当しながら、ソフトバンク全社のマーケティング業務にも取り組んでいます。Y!mobileやLINEMOなどに加えて、グループ全体のマーケティングを管理する部署に所属することになりました。私自身は、20代若手社員が中心のチームにアサインされて、『PayPay経済圏』をつくることをミッションに業務を進めています。かなり大規模な戦略を立案し、社内の各部署と連携しながら、その一つ一つを実行に移すのが仕事です」

最後に、都築にここまでのキャリアの振り返りと、これからの展望について聞いてみました。

都築「ソフトバンクは、若い人材にも大きな期待をしてくれる会社です。私は8年目を迎えましたが、世の中に無い価値を創り出す、影響力の大きなプロジェクトに常に身を置くことができています。B.LEAGUEやD.LEAGUEの立ち上げ、そして、PayPay経済圏。どれもニュースになる仕事を、自由に任せてもらえました。『情報革命で人々を幸せに』という経営理念が、周りの社員にも浸透しているからこそ、大規模なチャレンジが形になっている。本当にありがたい環境です。あまり先のことは考えていませんが、常に目の前の仕事に没頭することで、この会社と共に成長していきたいと考えています」
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