クロストーク

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TALK 06
社内異動制度 ~自ら手を挙げ挑戦できる
ソフトバンクの環境とは?~

自ら手を挙げた人にチャンスが与えられる
「手挙げ文化」。
フリーエージェント制度やジョブポスティング制度を活用して、
主体的に動き、次にやりたいことをつかみ取った
社員たちの胸の内とは?

people
  • 茶谷 昂KO CHATANI

    法人事業統括
    デジタルトランス
    フォーメーション本部
    第三ビジネスエンジニアリング統括部
    スマートシティ事業推進2部
    ストラクチャーデザイン課
    [ 2015 年新卒入社 ]

  • 的場 日香瑠HIKARU MATOBA

    コンシューマ事業統括
    プロダクト&マーケティング戦略本部
    データマーケティング統括部
    統合分析戦略室
    統合分析戦略課
    [ 2015年新卒入社 ]

  • 前川 直毅NAOKI MAEKAWA

    先端技術研究所
    先端HAPS研究室
    コネクテッド推進課
    [ 2016年新卒入社 ]

  • 小市 優里YURI KOICHI

    法人事業統括
    デジタルマーケティング本部
    テクノロジー統括部
    データマネジメント部
    データサイエンス課
    [ 2018年新卒入社 ]

  • 高橋 史弥FUMIYA TAKAHASHI

    法人事業統括
    デジタルトランス
    フォーメーション本部
    第二ビジネスエンジニアリング統括部
    ヘルスケア事業推進部
    エンタープライズビジネス課
    [ 2011年新卒入社 ]

CROSSTALK TALK07

スマートシティ、ヘルスケア
など、自ら勝ち取ったキャリアパスの実像

ソフトバンクには、自ら手を挙げた人にチャンスを与える企業文化が根付いており、研修の受講や他部署への異動、新規事業の提案をはじめとし、手挙げ式の制度が整っています。今回は、スマートシティ、ヘルスケア、マーケティング、先端技術の研究に携わっている社員5人が、「手挙げ文化」の体験談を語り合いました。

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自らの情熱でチャンスを
つかみ取る「手挙げ文化」。
自律的に形成できる、
ソフトバンクのキャリアとは?

今回集まったのは、「手挙げ文化」を体現して希望のキャリアを叶えた社員たち。フリーエージェント制度を利用した的場 日香瑠、ジョブポスティング制度を利用した茶谷 昂、前川 直毅、小市 優里、高橋 史弥の5人です。

フリーエージェント制度:自ら希望する部門やグループ会社に手を挙げ、選考を経て異動を実現できる仕組みです。

ジョブポスティング制度:新規事業や新会社の立ち上げの際にメンバーを公募する制度です。

※フリーエージェント制度・ジョブポスティング制度を活用した人数はこちら

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利用した制度と実現したキャリアについて

茶谷
私はジョブポスティング制度を利用しました。新卒で入社した後、4年にわたって法人代理店向けの営業を担当。ソフトバンクの携帯電話や回線を売っていただくパートナー企業の販促支援を行っていました。現在はデジタルトランスフォーメーション本部のスマートシティ事業部に所属しています。スマートビル向けの新規サービスの企画や、大型の再開発案件に関与して、ビルのスマート化のコンサルティングを行っています。
的場
私はフリーエージェント制度を活用しました。新卒で入社して4年間はグループ会社のAgoop社に所属して、スマートフォンの位置情報のデータ分析を行っていました。現在は、コンシューマ事業のデータマーケティング統括部に所属し、コンシューマ全体の施策評価やNPSの分析を担当しています。最近は、特にPayPay、ヤフーといったグループ会社とのシナジー施策を担当していて、キャンペーンの施策評価や効果検証を推進する日々です。
前川
私はジョブポスティング制度で、今の部署に移りました。入社4年目までは、ネットワークオペレーションセンター(NOC)に所属して、電話交換機の監視、運用、保守、構築を担当していました。かなり現場寄りの仕事ですね。現在は、先端技術研究所の先端HAPS研究室に所属して、HAPS(成層圏通信プラットフォーム)、光無線など、Beyond 5G/6Gを担う次世代技術の研究開発や技術検証を行っており、最近では、耐量子計算機暗号に関するプロジェクト(参考:『ソフトバンクがSandbox AQと共同で量子コンピューターで解読不可能な次世代暗号方式の早期実装へ』)のプロジェクトリーダーとしても活動しています。
小市
前川さんと同じく、私も新卒の初期配属は現場寄りの仕事で、家電量販店向けのコンシューマ営業でした。その後、全国の家電量販店チャネルの売上分析、戦略立案などを経験し、そこからキャリアチェンジを行いました。活用したのはジョブポスティング制度です。現在は、法人向けのデジタルマーケティングの仕事をしています。ヤフーやLINEなどのデータを使用して、施策提供前の分析や、施策実施後の効果検証など、クライアント企業に関するデータ分析を担当しています。
高橋
私もジョブポスティング制度を活用したのですが、茶谷さんのキャリアに似ています。新卒で入社した後は、同じく法人代理店向けの営業を担当していました。現在は、デジタルトランスフォーメーション本部に所属して、ヘルスケアの事業に携わっています。グループ会社のヘルスケアテクノロジーズ社に出向し、サービス企画や営業活動を担当しています。
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手挙げ制度でチャレンジしようと思った、
その理由は?

茶谷
もともと入社する前から、現場で経験を積んだ後に事業開発に取り組みたいと思っていました。学生時代に都市経済学を勉強していたこともあって、スマートシティには興味を持っていたので、今の部署に異動しました。手を挙げる1年前に今の部署が立ち上がり、ジョブポスティングの募集を開始したときに、すかさず応募したのです。
的場
前部署では、スマートフォンの位置情報を活用したソリューションを、法人や官公庁に提供していました。データアナリストとして、データの収集、分析、ソリューションの立案まで一気通貫して関わるのでやりがいを感じていました。そして、3年が経過して、コンシューマ向けのデータ分析に携わることでスキルの幅を広げたいと思って、現在のデータマーケティングの部署に異動したのです。
前川
私は前の部署ではネットワークエンジニアとして、電話交換機の運用を主に担当していました。そこで培ってきたスキルを活かして、新しいフィールドに飛び込もうと、HAPS事業を担う部署に異動したのです。振り幅の大きなチャレンジでしたが、刺激的な毎日を過ごしており、手を挙げてよかったです。ジョブポスティング制度がなければ、このようなキャリアを歩めていないので、感謝していますね。
小市
私は、前部署で家電量販店向けの営業戦略業務をしていましたが、なかでもデータ分析が楽しくて。データ活用人材は、社会的にも需要があると感じていたので、この分野で専門性を高めていきたいと思っていました。ジョブポスティング制度を調べてみると、法人向けのデジタルマーケティングの部署で、データエンジニア職の募集をしていたので応募しました。データ関連の仕事を手掛けているという意味では、的場さんに近いですね。
高橋
私は30歳になって、自分のキャリアについて深く考えるようになりました。新卒で入社してからずっと法人代理店向けの営業に携わっていたので、違う職種にチャレンジしてみたいなと。当時から、PayPayやDiDiモビリティジャパンなどの会社が続々と立ち上がりはじめて、ゼロから仕組みを作ったりするなど、商品を企画できるポジションがジョブポスティング制度の応募先として多くありました。大学時代にスポーツ科学部に所属していたこともあり、ヘルスケア領域への興味を持ち続けていたので、新会社のヘルスケアテクノロジーズ社にジョインしたのです。
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各制度を利用しての感想は?

茶谷
学生時代から興味を持っていた領域に異動することができたので、恵まれていると思います。ソフトバンクでは、グループ全体であらゆる領域の会社が立ち上がっているので、自分のキャリアプランに合った機会を見つけやすいですよね。
的場
前の部署から異動することを周囲のメンバーに伝えた際、新しい挑戦を温かく応援していただきました。ソフトバンク社内では、ジョブポスティング制度やフリーエージェント制度が一般化しているので、チャレンジがしやすい環境です。また、異動後のフォローも手厚いので、次の業務にすんなりと入っていけました。
前川
以前は通信の現場のエンジニアだった私が、成層圏通信プラットフォームや量子コンピューティングのプロジェクトに関わっています。学生時代の自分からすると、想像できないキャリアですよね。テクノロジーの進化が著しい世の中で、エンジニアとして最先端の領域でチャレンジできているのは、「ジョブポスティング制度があったからこそ」だと感じています。
小市
ほぼ未経験でデータサイエンス領域の仕事に就くことができたので、ありがたいですね。前部署で身に付けたスキルだけでなく、チャレンジへの情熱を評価してくれました。事前に希望部署にいる先輩に業務内容を聞いたりと、情報収集がしやすいので、社外への転職と比べて、異動後にギャップを感じるなどのリスクは低いかもしれません。
高橋
私も小市さんと同じく、畑違いの領域に異動しました。代理店に携帯電話などを薦めていた営業から、全く経験のないヘルスケアの事業立ち上げにキャリアチェンジしましたから。異動時の面談では、前部署での実績を5〜6枚の資料にまとめ、ヘルスケア事業に掛ける想いを伝えました。現部署の上司が真摯に受け止めてくれたのが、とてもありがたかったです。
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前部署のスキルはどのように生きたのか?

茶谷
代理店営業のスキルは、スマートシティ事業でも役に立っています。ビルオーナー、建設会社、テナントの方々など、さまざまなステークホルダーと調整しながら一つのゴールを導いていくことは、代理店営業と似ていますね。顧客課題の解決のために、代理店の営業部隊やバックオフィス、当社のプロダクト部門など、利害の異なる関係者と折衝していくスキルがそのまま生きています。新規事業開発において、営業のスキルはかなり役に立つと感じています。
的場
データ分析の仕事自体は変わりませんが、自分が関わる領域の幅が変わりましたね。前部署は小さな組織だったので、データを集めて分析して、ソリューションに落とし込むまで、全ての工程を同じチームで担当していました。そこで培った幅広いデータ分析のスキルが、異動後もそのまま生きました。現部署は大きな組織で業務が細分化しているのですが、広く見られるスキルは周りからも重宝されています。一方で、かなり細かくて深い分析にも対応できるようになったので、日々、スキルの向上を実感できていますね。
前川
私も的場さんと同じく、現場で培ったネットワークの知見が、最先端の領域でもそのまま生きています。成層圏通信プラットフォームのプロジェクトは、ソフトバンクと、成層圏の環境に対応した無線機開発の知見を持っていてAlphabetの子会社だったLoon社、航空機を手掛けるAeroVironment社と協働で推進しました。そこで私たちに求められるのは通信事業者として培ってきた知見・経験であり、現場で学んだスキルを生かすことができました。Loon社との無線機共同開発プロジェクトのPMOとしてプロジェクトを推進していましたが、2020年9月に無人航空機に搭載した無線機を通して成層圏からのLTE通信を実現する実験に成功した際には、プレスリリースとして対外的に発表することができました(参考:『雲上の基地局「HAPS」。無人航空機の成層圏テスト飛行とスマホ同士の通信に世界で初めて成功』)。当時、コロナ禍でアメリカへの渡航ができなかったため、汐留本社から24時間つきっきりで実験に参加しており、私自身もプレスリリース内の写真に写り込んでおりますが、参加メンバーみんなで実験成功に沸き立っていた光景は今でも強く記憶に残っています。
高橋
茶谷さんのお話にもありましたが、法人営業のスキルは新規事業開発でも生きています。ヘルスケアサービスの『HELPO』の顧客展開・拡大を担当していますが、クライアントにサービスを提案するだけではなく、そこで吸い上げた要望を商品開発チームにフィードバックしています。営業のシーンを起点に、商品開発にも関与できている。裁量が広がっているので、日々、成長を実感しています。
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ソフトバンクでのキャリア形成について

茶谷
ジョブポスティング制度は、会社の命令ではなく、自分の意志で異動できる制度です。自ら選んだ環境ですので、モチベーション高く仕事ができています。また、異動先でさまざまな経歴の方との出会いもあります。スキルを向上させるだけではなく、人間的にも成長できる制度です。
的場
新卒で入社する前は、今の部署のことは知りませんでした。ソフトバンクには、さまざまな部署がありますので、やりたいことが見つかるタイミングが入社後だとしても、叶えられる舞台は必ずあるはずです。挑戦できる環境に異動できるチャンスが、年に数回提供されるのは、他社ではなかなかないと思います。
前川
異動した後もチャンスが与えられます。私は異動したその月にアメリカに出張していました。海外の先端企業と直接やりとりできたのは、大いに刺激になりました。求められるものが大きくて大変ではありましたが、何とか食らいついていくことで、その後のキャリアにも大きくプラスになりましたね。
小市
自律的にキャリアを積めるのはありがたいですね。未経験で異動するとキャッチアップが大変ですが、「自分で選んだ道だ」という感覚がモチベーションにつながり、少しずつ乗り越えることができています。
高橋
新卒時の初期配属にとらわれないキャリア形成ができる会社です。仮に希望していない部署に配属になったとしても、そこでの経験を生かしながら、自身の希望のキャリアを選択することができます。私自身も法人代理店向けの営業で培ったスキルが、新規事業開発でも大いに生きましたから。
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  • 2022年11月時点の情報です

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