クロストーク

クロストーク

TALK 01
障がいの有無に関係なく
働きやすい環境 ~社員と採用担当者が語る社内の
サポート体制について~

「みんなが働きやすい職場」とは、
一体どのような環境なのでしょうか。
ソフトバンクで障がいのある社員3名と採用担当者が集まり、
社内のサポート体制やコロナ禍での働き方について
語り合ってもらいました。

people
  • 高木 勇成YUSEI TAKAGI

    人事総務統括 人事本部
    組織人事統括部 組織人事1部
    クルー推進課
    [ 2016年度新卒入社 ]

  • 平岡 知理TOMOMASA HIRAOKA

    テクノロジーユニット
    モバイル技術統括
    デバイス&AI技術本部
    プロダクト企画統括部
    ホームデバイス技術部
    ホームデバイス技術2課
    [ 2019年度新卒入社 ]

  • 今永 結菜YUINA IMANAGA

    コンシューマ事業統括
    コンシューマ営業統括
    営業戦略本部 営業企画統括部
    データ企画部 1課
    [ 2020年度新卒入社 ]

  • 伊藤 香織KAORI ITO

    人事総務統括 人事本部
    採用・人材開発統括部
    人材採用部 採用企画課
    [ 2010年より現職 ]

CROSSTALK TALK01

働きやすさって?
採用担当者を交えた本音座談会

ソフトバンクでは多くの障がいのある社員が活躍しています。
今回のクロストークでは、実際にソフトバンクで働く社員が集まり、本音を語ってもらいました。

配慮はしても、特別扱いはしない
対等な関係性でコミュニケーションを取り合うから、
働きやすい職場が生まれる

今回集まったのは、2016年入社の高木 勇成さん、2019年入社の平岡 知理さん、
コロナ禍の2020年に入社した今永 結菜さん、そして人事本部で採用に携わる
伊藤 香織さんの4名。
仕事をする上で心がけていることや、ソフトバンクのサポート体制、
そしてコロナ禍における働き方について話を聞きました。

必要なことは自分から声をかける。
とてもフラットな環境。

伊藤
ソフトバンクでは障がいの有無に関わらず働ける環境づくりに力を入れています。みなさん、今の職場ではどのように働いていますか?
高木
私は下肢障がいがあり、歩行に支障があります。重たい荷物を持ったり、長距離を歩くことが難しく、そのような点で配慮してもらっているのですが、それ以外に仕事上で特段の配慮は必要ありません。実際、他の社員と同じように接してもらえていると思います。先輩から言われてうれしかったのが、「障がいがあることをつい忘れちゃうよ。何かあったら教えてね」という言葉。特別扱いされるようよりも、本当に必要なことだけを配慮してもらえた方が、こちらとしても働きやすいですね。
伊藤
困ったなと思うことがあればすぐに声をかけられる雰囲気ですか?
高木
はい、困るような場面では私の方から声をかけた方がいいと思っていますので、率直に相談するようにしています。私の障がいのことは理解してもらえているので、声はかけやすいですね。
平岡
私も高木さんと同じように普段の業務では特別な配慮は必要ありませんが、手足に障がいがあり、重たいものを持ったり、屈む姿勢を取ることが難しいです。配属時には私の方から上司に対して、自分の身体の特徴や、苦手な動作について話をして、例えば個人の荷物を入れるロッカーを取りやすい位置にしてもらうなどの配慮を受けました。「困ることがあればぜひ言ってほしい」と言われているので、言いにくいと感じることはありませんし、これからも言うつもりです。
今永
私は、声が人よりも通りにくいという障がいがあります。具体的には風邪をひいたような声質なのですが、声を出すこと自体は問題なくできるので、対面での会話では特別な配慮がなくても支障ありません。社内では電話も気軽にしていますし、初めてやりとりをする人に対しても、最初に声のことを伝えておけば問題なくコミュニケーションが取れています。

さまざまな人が活躍する環境だから
配慮にも柔軟性がある

今永
ソフトバンクのように大企業で、大勢の社員がいる会社の場合、一人ひとりの状況には目が届きにくい印象を持っていました。ですが実際は真逆でしたね。ソフトバンクには障がいだけでなく、いろんな背景のある社員が多いからこそ、配慮の仕方もワンパターンではなく、社員の数だけあるのかなと感じました。むしろ柔軟性がありますよね。
高木
私はソフトバンクの会社説明会に参加して、障がいのある人がどういうサポートを受けながら活躍しているのか、どんな風に自分の強みを生かしているのか話を聞いて、「自分もそういう人間になりたい」と思いました。入社後は、障がいとは関係ないですが、優秀な人たちがたくさんいる会社なので、自分の力不足を感じたり、もっと頑張らないと、と思う場面も多々あるので前進あるのみです。
伊藤
平岡さんは障がい者採用窓口からのエントリーではなく、一般の窓口から入社していますね。障がい者採用窓口を利用しなかった平岡さんの目から見てソフトバンクの選考の印象はどうでしたか?
平岡
私は4週間の就労体験型インターンシップに参加し、その後選考に進み入社しました。障がい者採用窓口を利用していなくても、インターン参加時から必要なサポートをしてくれていましたし、障がいによって業務や評価に支障があるとは一切感じませんでした。障がいによって今後のキャリアに制限が出るとは全く感じませんし、私の同期を見ても生き生きと働いているなと思います。

コロナ禍で変わる働き方
在宅勤務のメリットとデメリット

伊藤
2020年は新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が増えました。みなさんはコロナ禍の中、どのように働いていましたか?
平岡
私は基本的に在宅勤務で、週に1回出社するかどうかといったところです。コミュニケーションはリモートで問題なく行っていますが、在宅勤務で通勤の負担が減ったのは大きな変化です。それまでは毎日1時間近く歩いていましたから。ですが、通勤時間が仕事とプライベートの意識を切り替える役割を担っていたということが分かりました。今は、始業時間を統一したり、ちゃんと服を着替えてから仕事を始めたりと、いろいろと工夫しています。
伊藤
体は楽になったけれど、自己管理は必要だなと感じたんですね。
高木
私は週に2、3回は出社しています。平岡さんの言うように、通勤の負担が減って身体が楽になりましたが、動かなくなったことで身体が固くなってしまって。定期的な運動として、通勤はいい面もあったのだと気づきました。今は、できるだけ身体を動かすようにしています。
今永
私も基本は在宅勤務です。私は声が通りにくいので、オンライン会議が増えてからは、大勢の人が話している中で発言することが難しいという問題にぶつかりました。ですが、上司や先輩が「今永さんはどう思う?」と話を振ってくれるので、大きな支障はありません。
伊藤
2020年に入社した今永さんの場合、例年とは違う形で新卒向けの研修が行われ、ほとんど会社に出社せずに働くことになりましたよね。どう過ごしていましたか?
今永
新入社員が全員集まる研修がなくなり、すべてオンラインで行われました。障がいの有無に関係なく、新入社員全員が戸惑ったと思います。ですが、業務以外のことでも何でも相談に乗ってくる先輩が指導担当でついてくれたので、オンラインだからと言って大きな不安はありませんでした。
高木
本当に大変な年でしたよね。例年だったら、社内をうろついて会話をしたり、一緒にランチに行ったりして、新入社員同士で親睦を深めるのですが…。それでも新入社員のみなさんはしっかりとコミュニケーションを取ろうと頑張っていますね。リモートでもできることはたくさんあるんだなと、発見もありました。

自分の思いを大切に、会社のことを深く知り、
後悔のない選択を

伊藤
遠慮なく意見を伝えることはソフトバンクの社風ですよね。自分たちから発信することが、ソフトバンクで活躍するには大切なことだと思います。みなさんから学生に向けて伝えたいことはありますか?
平岡
私はエンジニアとして、世界中の人に幸せを届けたいと思い、ソフトバンクに入社しました。学生の皆さんにも自分のやりたいことをしっかり考えて、ぜひ後悔のない選択をしてほしいと思います。また、障がい者採用か一般採用か迷っている方がいるかもしれませんが、自分が対応しやすい方で受けていけば良いと思います。ただ、障がいについては何か配慮してほしいことや不安があるのならどこかで必ず伝えるようにしないと入社してから困ることがあるかもしれません。
高木
就活生が考えなければいけないことはさまざまあり、迷うこともたくさんあると思います。その中でも、自分のやりたいこととマッチする会社を見つけることが大切です。マッチする会社であれば、自信を持って選択し、行動することができます。迷うことはあっても、悔いのない選択をしてほしいです。私の場合、ソフトバンクは自分のやりたいこととマッチする会社であっただけでなく、人の魅力も大きな決め手でした。周りの人たちが良い意味で遠慮なく接してくれる会社なので、自分の個性を輝かせたいという人はぜひ挑戦してもらいたいです。
今永
学生の頃は、ソフトバンクはスマホの会社というイメージが強かったのですが、インターンシップに参加して、いろいろな事業を展開している会社だと知りました。学生の立場だと、外から見る会社の印象と、中から見る印象が違うことは少なくありません。会社を知るためにインターンシップや説明会に参加して話を聞くと良いと思います。また、このような採用ページ内の記事を読む込むのも良い方法です。
実は、私はソフトバンクの採用ホームページをよく見ていました。その時に掲載されていた記事がとても参考になりました。自分が今回採用ホームページに出ることができてとてもうれしいです。
伊藤
今回のみなさんの話を通じて、ソフトバンクが障がいの有無に関係なく輝ける会社であることを多くの人に知ってもらいたいですね。
  • 2020年12月時点の情報です。

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